以下は、生成AIツール for
Excel(2023年11月版)で提供する関数と使い方の例です。ご利用にはOpenAI社のユーザーアカウントで支払い方法を登録し、APIキー(秘密鍵)を取得する必要があります。
企画書の作成ならBB.ASK(...)関数
形式 BB.ASK(<プロンプト>, [生成温度], [最大トークン数], [モデル])
例 BB.ASK("表計算ソフトについて説明してください")
ChatGPTのchat completion
APIに質問文を送信し、応答を取得するための関数です。一問一答、QA形式の会話に適しており、もっとも安価に利用できます。
思い通りのコンテンツの生成にはBB.CHAT(...)関数
形式 BB.CHAT(<役割列>, <内容列>, [生成温度], [最大トークン数], [モデル])
例 BB.CHAT(A2:A5, B2:B5)
※役割列は1行目が「system」、2行目以降は「assistant」「user」の繰り返しになります
ChatGPTのchat completion APIで、AIとの一連のやりとりを送信し、会話の続きを応答として取得するための関数です。過去のやりとりを示すことで、訓練データのない場合でも、AIの応答内容を調整できます。
フリーテキストの分類ならBB.CATEGORIZE(...)関数
形式 BB. CATEGORIZE(<内容>, <分類>, [生成温度], [モデル])
例 BB. CATEGORIZE("セルに計算式が書けます", {"ワープロ","表計算","プレゼン"})
ChatGPTのfunction callingの機能を使って、分類候補を指定するだけで、指定したテキストを分類(タグ付け)するための関数です。プロンプトで分類させると指定外の分類を返したり「それは〇〇に分類できます」といった説明文になったりするなどの問題が発生せず、指定したとおりの回答を応答として取得できます。