生成AIツール for Azure

生成AIツール for Azureは、Excelの関数からOpanAIの生成AIを利用するためのExcelアドインです。2023年11月公開の「生成AIツール for Excel」のエンタープライズ版の位置付けで、「生成AIツール for Excel」がサポートなし、無償提供だったのに対して、「生成AIツール for Azure」はサポートありの有償提供となります。「生成AIツール for Excel」で培った実装・利用ノウハウを日本企業が法人として導入するため、ネイティブAPIからAzure APIに切り替えて再開発しました。

生成AIツール for Azureの特長

生成AIが日本企業で普及しにくいボトルネックには以下の3点で集約できます。

  1. 自社データが知らぬ間に越境し、学習データに使われたり、漏えいしたりしないか心配
  2. 本格的なAI開発にはばく大な費用がかかるのでチャットボット止まりになってしまう
  3. コンサルに依頼できるほどIT/DX予算をかけられないので、最適な用途がわからない

「生成AIツール for Azure」は、上記のようなボトルネックを解消します。

  1. ExcelからMicrosoft Azureの国内データセンターに接続することで、データが越境しない環境で最新技術が使えます
  2. Excel関数として生成AIを利用するので、社内の書類や蓄積したデータに対して、生成AIで分析、生成するような独自アプリケーションが作れます
  3. テキスト埋め込み、コサイン類似度算出用の関数を用意しているほか、ファインチューニングもExcel内で作業できるので、極小の予算で生成AIを活用できます

生成AIツール for Azureの概要

  • ライセンス形態
    • 使用権  無期限、インストール数無制限
      • 通常版  購入後180日以内にリリースされた更新版の無償提供
      • プレミアム版  購入後365日以内にリリースされた更新版の無償提供
  • 提供社
    • 株式会社ビジー・ビー
  • 販売チャネル
    • 直販
  • 利用環境
    • クライアント
    • サーバー
      • Azure AI services(Microsoft Azure) Japan East(埼玉県)を利用可能

生成AIツール for Azureの利用方法

  • お申込
  • デプロイ
    • Azure
      • 貴社情報システム部門にて、OpenAIのモデルをデプロイしてください
    • アドイン
      • マニフェストファイルをMicrosoft 365の管理センターからインストール
      • ※Officeストアからはインストールできません
  • 教育、利活用支援
    • 導入時に2時間以内のハンズオンセミナーを実施可能

Azure版とOfficeストア版との違い

AzureOfficeストア版
アドイン名生成AIツール for Azure生成AIツール for Excel
登録方法Microsoft 365管理者センターで設定Excel内アドインで設定
インストールマニフェストファイルをアップロードOfficeストアからインストール
更新△(管理者が配信)〇(通知後に自動更新)
対応APIAzure OpenAI ServiceのみGPT / Gemini / Claude
APIのエンドポイントMicrosoft Azure内で管理者が設定各AI事業者のサーバー (Claudeのみ、一部弊社サーバー経由)
補完(1)AI.ASK()BB.ASK()
補完(n)AI.CHAT()BB.CHAT()
分類AI.CATEGORIZE()BB.CATEGORIZE()
埋め込みAI.EMBEDDING()BB.EMBEDDING()
画像認識AI.LOOKAT()BB.LOOKAT()(OpenAI)
多数決AI.MAJORITY()BB.MAJORITY()
コサイン類似度AI.SIMILARITY()BB.SIMILARITY()
ファインチューニング△(現在、Japan Eastでは未提供)〇(OpenAI)

※関数名の名前空間(「.AI」の部分)は、御社名等、ご希望のテキストに変更可能です(例:JAPAN.ASK()、K.CHAT()等)

Azure版/Officeストア版の共通機能

機能
APIパラメーターモデルの選択〇(ドロップダウンリストから選択)
システムプロンプトの設定
生成温度の設定〇(0〜100度)
最大出力長の設定〇(10〜6万5535トークン)
事前モデレーション
画像認識解像度の設定〇(Low/High)
キャッシュ有効期間の設定
キャッシュの更新〇(ONの場合は生成温度=更新確率)
通信制御レート制限の回避〇(ONの場合は上限リクエスト数内で通信)
埋め込み対応モデル〇(text-embedding-3-small / text-embedding-3-large)
ファインチューニングベースモデルの選択〇(gpt-3.5 / gpt-4o / gpt-4o mini)
エポック数の設定〇(1〜20 / auto)
サフィックスの設定
整合性診断
トークン数数え上げ

生成AIツール for Azureの設定

  • Azure
    • Azure OpenAI Serviceの設定
      • 設定責任者:IT部門のAzure管理者
      • エンドポイント*1を設定する
      • エンドポイントで利用可能なAIモデルをデプロイする
      • APIキー*2が2個発行される
  • Microsoft 365
    • 管理センター
      • 設定責任者:IT部門のMicrosoft 365管理者(Exchange管理者権限が必要)
      • アドインを登録
      • アドインの使用権限をユーザー、ユーザーグループ単位で割り当てる
      • 誰にどのAPIキーを割り当てるか決める
  • Excel
    • アドイン設定画面
    • 設定者:Excelの使用者
    • アドインは自動配信されるので追加操作は不要
    • アドインの設定画面で、※1、※2を設定する

RPAによるExcelデータの集計、生成AIによる分析のご相談はビジー・ビーへ

スマートフォン/タブレット用の入力補助ツール「点検エース for Excel」、Excel用の生成AIアドイン「生成AIツール for Excel」の開発・販売を通じて、Excel、RPA、生成AIの豊富な活用事例、理科系大学院出身のスタッフによる専門的なご助言を提供しております。

ご質問、ご相談は、フォームからお問い合わせください。


BusyBeeをもっと見る

購読すると最新の投稿がメールで送信されます。

中野克平のアバター

About the author

BusyBeeをもっと見る

今すぐ購読し、続きを読んで、すべてのアーカイブにアクセスしましょう。

続きを読む